保育園や幼稚園などのお子さまの送り迎え。

子供乗せ自転車(電動自転車)は毎日
ヘビーに使われていると思います。

お子さまを乗せる自転車に多い修理が
後輪のスポーク。
(車輪の骨組みとなるたくさんの細い棒)

このスポークが折れてしまうことが少なくないんですね。

 


お預かりしました子供乗せ電動自転車です。
この写真だと後輪はチャイルドシートに隠れていますので
パッと見は分かりにくいのですが…

 


車輪を外します。このたくさんの細い棒がスポークなんですけれども、
分かりますかね?

曲がっていたり折れていたり。

 


8本です。8本が折れていました。


元々この後ろ車輪は28本のスポークで自転車や
運転するお父さんお母さん、お子さまを支えています。

当然折れた8本は支える力はありませんので
実質20本で支えていたということになります。

本来支える8本分の負担は20本にしわ寄せされますので
どんどん連鎖して折れてしまうという訳です。
 

これだけ折れてしまうとですね、
車輪は波を打ってゆらゆらしてとても不安定になってしまいます。


車輪の輪っかと全てのスポークは交換の判断になります。


今回はバラから組み直します。


折れてしまった本数や車輪の状態で
折れたスポークだけの修理や状態によっては
今回のように車輪全てが交換になってしまうケースと

修理内容は状態によって様々です。

特に子供乗せ電動自転車では車体重量で約30kg
運転する方とお子さまの体重を合わせると
相当な負担が車輪にはかかってきます。

走行中にカチャカチャ音がしたり
ハンドルがフラフラするような場合は

要チェックです。

大切なお子さまが乗りますので
定期的な確認をおすすめします。

 

上記の症状や不安がありましたら
お気軽にご相談ください。

 

セオサイクル南林間店
麻生